Diana,Princess of Wales
  1 July 1961 at 19:45
  Sandringham,England
 

ダイアナ王妃命式

 

Note

 

●日主(エネルギーセンター)の状態
日主乙は甲から幇助されています。 これは家系、親族からの援助と見ます。 乙は辛を載せた丑から生扶されます。 月支午は日支未と支合して合去されます。 そのため午は丑を乾かす力はなく、日主辛から丑の蔵干癸が生じられ、 丑は水として機能します。合去の影響から丑は日主乙に有情の根となります。 そして時干丙は乙に近貼、これは乙が丙を生じ、反生の功となり、乙はエネルギーの反作用で強化されます。 この一連の流れから、日主乙は藤蘿繋甲と言っても差し支えないと思います。 乙は甲、丙に囲まれており、たとえ行運で庚が回ってきても、干合は生じません。 日主乙のコンディションは良いです。

●調候/寒暖燥湿
午月ですから水の調候が欲しいところです。 辛丑の年干支が水を代行していますが、命式全体に影響を及ぼすことは出来ず、足りません。 日主は丙の反生あるものの調候の面ではダメージで、他の季節のように素直に反生の強化を享受できません。 また五行のバランスの点からも、水不足は深刻です。 それでも金気、湿土が頑張って、寒暖燥湿のは、バランスよくほぼ拮抗状態です。 この調候、水不足の問題は、ダイアナ妃の人生全体に影響を及ぼしていきます。

● 命式全体の構造
日主乙、甲ともに休令で最弱であるため、いかに藤蘿繋甲であっても、水の助けもないわけですから 日主身弱と判断せざるをえません。 陰陽バランスはやや陰が勝ちますが、バランスが取れています。 日主陰で良かったですが、陽に助けられる形です。 辛の官殺は日主に対して無情であり、弱い日主を直接攻撃したり、プレッシャーをかけて締め付けることはなく ただ貴として、気品を作るもの、利他的に奉仕する人物として働いています。 辛のよいところは、甲を制圧しない、甲の邪魔をしないところです。 存命中、さまざまな奉仕的な活動、利他的活動をされましたが、それが政治的パフォーマンスではなく 中身のあるものであったことが伺われます。 土気が財ですが、乙は己のみ制することが可能で、丑の蔵干を制するのみです。人格者の命式です。

●運の流れ
1歳11ヶ月-11歳10ヶ月 乙未
忌の未(土)の運です。乙が巡りますので少し助けはあります。7歳で両親の離婚を経験されています。かなり衝撃であったようです。

11歳11ヶ月-21歳10ヶ月 丙申
丙はうれしい運気です。日主乙を強くしてくれます。好ましくない申金が巡りますが、丙火が金を抑えます。チャールズ皇太子とのご結婚は1981年7月29日19歳の時です。

21歳11ヶ月- 31歳10ヶ月 丁酉
引き続き火と金の運です。こちらはやや陰りを見せます。

31歳11ヶ月- 戊戌 
忌神の戊(土)戌(土)の運です。
離婚されたのは1996年8月28日35歳の時です。皇太子の浮気が原因でしたが、よくない大運の巡りの中では、離婚は発生しやすくなります。
事故死されたのは1997年8月31日36歳になります。丁丑の太歳。丑は凶の土。要注意時期でした。

40代、50代と続けて大運に水が巡るので運気は立て直されたはずです。この危険な時期を乗り切れば、落ち着いた中年期以降の運があったので、つくづく残念なことでした。

   
   
   
  白河百空 
 
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