Hepburn,Audrey
  4 May 1929 at 3:00 ADJ 3:20
  Ixelles,Belgium
 

 

Note

 

●日主の状態
日主己は丙から生扶されます。とても良好な関係です。 丙は地支、寅卯卯から強力に生扶され、相令であり、とても強いです。 月干の丁火は己を生扶しません。 年干にも己があり、巳の根を持ち強力ですが、孤立し、月干の丁火とともに一見すると余分です。 ただしこの己があるおかげで甲が行運で回っても、日主己は干合して弱くなることがありません。 そして月干、年支に火あります。 旺じていて強すぎる木気も、火がそれに見合うだけ存在することで、燃料と火のバランスが取れます。 もし丙1つしかなかったとしたら、燃料ばかり多くて消化不良となります。

●格
日主を育てるもの(印母)が強くて、従殺格とも従旺格ともできません。弱いのですが、八格(普通格)でいくしかありません。 実際に肉親関係でも母親の影響力が強いはずです。

●調候/寒暖燥湿
調候を必要としない卯月の生まれであったのは幸いしました。 寒暖燥湿のバランスは大きく燥(かわ)きに偏っていて、とても危ういからです。 さらに日主が己であり、日主とは別に己があったのも幸いしました。 日主己は火を恐れないからです。 日主が己であるがゆえに、何とか耐えられるのです。 もし湿土や水が日主でなかったならば、この乾きには到底耐えられず、調候適切であったとしても健康面では早くから深刻な状態に陥り、命を落としたことでしょう。

●素質 オードリーは地支に官殺多く、生まれもった気品を持ちます。また丁は理知的にします。知の強い輝きを発し、知性を日常に活かせる人です。 特に異性から愛される人生です。自分自身には馬力はありませんが、人の力を上手に使っていくことが出来ます。 それもとても自然で、人に悪い気を与えません。それが己の特徴で、人格、運ともに柔です。 土は女性を豊満にしますが、木気がとても強いので土を圧倒し、細め、スレンダー体型、太りにくいほうです。

●運の流れ
0歳-10歳4ヶ月  戊辰
辰は大凶です。寅卯辰と揃うと、全ても木気に化学変化を起します。強すぎる木気はオドリーの日主を攻撃します。 オードリーはベルギーで誕生しました。 生後3週間で百日咳で心臓停止になりました。健康面の不安がいきなり出ました。しかし母親の介護で何とか命を取り留めました。 また5歳で両親が離婚し、母親の元に残ります。

10歳5ヵ月-20歳4ヶ月 己巳
天干は己、土の運でよいのですが、地支に巳が来ました。巳が己を生む形は幸いですが これ以上、火はいりません。火は彼女の才能でもありますが、健康を害する両刃の剣です。 しかし見方を変えると、肉体的に力のある若年期に火が回ったのは、人生全体を考えると幸いかもしれません。 彼女は10歳からバレーのレッスンを受けることが出来ました。それが生涯を通じて力となるのです。 彼女が10歳の時、1940年5月にナチスドイツはオランダに侵攻します。 彼女の親族は、目の前でドイツ兵に射殺されています。 彼女は栄養失調や貧血から水腫に罹り、病状が悪化して危篤状態になりました。 その時も母親の介護と、母親が必死で手に入れたペニシリンで、まさに九死に一生を得たのでした。 第二次世界大戦が終わると母と一緒にロンドンに移ります。そこからオードリーは映画や舞台の仕事をするようになるのです。

20歳5ヶ月-30歳4ヶ月 庚午
庚は待望の寒湿の運です。オードリーは晩春から順に季節を巡る運です。彼女の全盛時代は彼女にとって喜ばしい秋から冬に当たります。 地支は40歳から秋に入るので、ギャップがありますが、そのため長期にわたって女優として力を発揮することとなるのです。 この運回りでも、地支は午で、午は寅と半会し強烈な火が燃え盛ります。健康面では安定していなかったはずです。 1953年「ローマの休日」が彼女の人生を変えました。

オードリーが引退したのは1989年です。興味深いことに、ちょうど秋冬の運、金水が巡る時期が終わるのと一致しています。 1989年から彼女は忌の春の運になるのです。 彼女は1993年1月に亡くなっています。

   
   
   
  白河百空 
 
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