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基礎知識


01.干支と暦
02.天干
03.地支
04.八卦
05.


 

 

01.干支と暦

干支は地球上で太陽の位置を示す記号です。
太陽エネルギーが地球上の存在に対してどのような影響を与えているのか、干支は指し示しています。

古代中国では、生命体に対する太陽エネルギーの作用の仕方には時間の経過とともに一定の規則性、周期性(サイクル)があることが発見されました。そしてその規則性から、将来起こりうる事柄を予測することが出来ることが、理解されたのです。
さらには、これは便利だということで、この規則性をそのまま暦に当てはめてしまったのです。
それが太陽太陰暦です。

地球上の動植物は、太陽のエネルギーなしには生存することが出来ません。これは光合成の話や食物連鎖を持ち出して説明するまでもないことです。表層意識のみならず、潜在意識、無意識行動に与える影響の大きさは、想像を絶するものです。そのため太陽エネルギーの作用の規則性をもって、生物に作用する影響を予測することは理にかなっています。

予測例はこちら

しかしながら、生物行動に影響を与える要素として、太陽エネルギーだけが全てではありません。またその作用の仕方についても多面的な要素があります。そのため、当たり前のことですが、干支から知りうることのみで人の運命が読めると思い込んでしまうとか、予測結果を絶対視することはおかしいわけです。予測とはシミュレーションであって、事前に条件を明らかにして仮説を立てて、結果に対する検討をできるだけ客観的に行っていくものです。

太陽エネルギー以外のパラメータに目を向けることも必要ですし、予測のデータをどのように活用するか、一定のデータ運用に関する方法論を確立することも必要です。

この点を注意しながら、上手に活用していく、つまりは限界性を知りながら、傾向性を知るということが出来れば、人生のあらゆる局面で有効な予測ツールになるわけです。この有効活用の仕方を知っているか、知らないかで、人生には大きなインパクトがあると思われます。

そこで干支とは何か、からお話していきたいと思います。
干支は天干と地支から構成されています。例えば2012年の年干支は壬辰です。
壬が天干を示し、辰が地支を示しています。
この干支の組合せは、年だけでなく、月、日、時間と存在します。
2012年2月19日12時であれば、年が壬辰、月が壬寅、日が庚戌、時間が壬午です。

地支については十二支としてなじみがあると思いますが、地支の特徴としてまず月と時間が固定されているという点が挙げられます。太陽暦に当てはめると日数が年によって数日ずれますが、毎年2月4日前後から寅月が始まります。時間についても、11時から13時は午と固定されていて、来年になったら12時が未になるということはありません。
それに対して天干は季節と明確な対応関係があるのに、暦としては月に固定されません。

地支がこのように月に固定されるというのは、農耕の起こりと起源を一にしています。農業は季節の変化を知る、あるいは予測することなしには成り立ちません。天干を月に固定すると不都合があったため、月を表す記号として地支が別に設けられたのです。 まず太陽の位置関係から天干が発明され、そして天干から枝分かれして枝(し)である支(し)が作り出されたわけです。天干と地支の関係は木の幹と枝の関係です。そのため地支は天干から独立してものではなく、地支には天干との関係性が埋め込まれています。蔵干と言われますが、地支の実体とは、天干が内臓されたものなのです。天干が複数集まって地支が構成されます。

例えば寅であれば、戊、丙、甲といった3つの天干が蔵され、寅の性格をこの3要素が決めています。そしてこの3要素は月の中においても上旬、中旬、下旬で、優位に働く天干が異なっています。2月寅月は1月(冬の終わり)と3月(春の盛り)の真ん中にあって、上旬は冬に近く、下旬は春に近いわけです。冬の終わりは土気で、春は木気です。そのため上旬は土気である戊が優勢、下旬に近づくほど木気である甲が優勢になっていきます。ではなぜ火であって季節は夏を示す丙も存在しているのでしょうか?それは夏はいきなり夏になるものではないからです。夏(火がもっとも勢いを持つ季節)のスタートは2月にあります。同様に火の勢いが終焉する時期もあります。それは10月戌月です。

以上のことから地支は十二支と言われますが、動物とは何の関係もなく、天干を月や時間に固定して表現するために作られた記号であることがわかります。

天干は天の気(天才)と呼ばれ、地支は地の気(地才)と呼ばれます。そして地支の蔵干は人の気(人才)と呼ばれ、この3つを併せて三才と言います。この3つの組合せ(三才)から、人の成り行きを予測できることがわかり、これを三命と名付けたところから、運命学なるものがスタートしたわけです。

02.天干
図1をご覧ください。天干は十干と言われますが、
このように五行ごと、陰陽ごとに10のカテゴリーが存在します。この図1から例えば、甲(きのえ)であれば陽の木であって、同じ木気である乙(きのと)は陰であることがわかります。
(図1)
十干

五行の五とは、”(木火土金水)もっかどこんすい”のことです。西欧では4元素(火風地水)を基本に考える思想が古来からありましたが、中国では5元素をもって考えています。どちらが正しいという問題ではなく、見る観点が異なっています。中国の場合、この5元素は、人間の身体に太陽エネルギーがどのように作用するかという観点からの分類です。

5元素はそれぞれ人体の臓器やエネルギーの流通経路である経絡に与える影響について対応関係があります。例えば木気であれば、脳神経系や肝臓に影響を与えるエネルギーです。さらには後で述べる八卦とも明確な対応関係があり、五行によって人生におけるあらゆる事柄が説明できるようになっています。陰陽とともに、この五行は陰陽五行理論を構成し、タオイズムの根幹をなす考え方と位置づけられます。

五行の行とは、行く、巡るという意味です。物質が生々流転して変化していく様を暗示しています。
木火土金水は、五行の流れに従って物質の化学変化のプロセスをたどります。
木が燃えて火になり、火が燃え尽きて灰(土)になり、土中の化学変化によって土より鉱物(金)が産出され、鉱物は、そこに火(エネルギー)が加えられることもって、化学変化を起して水を生み出します。水は木が育つのに不可欠で、水は木に吸収されます。
この生み出す関係を”相生(そうしょう)”と言います。

図2
五行図



しかし木は実際の木の現物を表すわけではありません。残りの火から水も同様です。これはあくまでエネルギー変化を示す記号に過ぎません。ただし、この記号は実によく出来ていて、甲乙は木元素(木の気)である、丙丁は火元素(火の気)であると信じても理解に差し支えがないどころか、単純にそう思ったほうが、わかりやすいと思われます。木は火によって燃やされる、水は木に供給される、木は土の養分を奪って育つ、木は金属製の斧やノコギリで切り倒されるといった比喩は、五行のベーシックな動きにぴったり合致しています。

上で述べた季節と五行、天干の関係を図3に示します。
図3
季節と天干


陰陽分類について

上図から陰陽で天干が分類されていることがわかりました。日本語であると陽気と陰気という言葉があるので、陽が肯定的、陰が否定的なイメージかもしれませんが、そうでもありません。陽は陰があるから存在し、陰は陽があるから存在するもので、両者、関係は対等です。人生における有利、不利という観点から見ても、それぞれ個性があるだけで、関係は対等です。ちょっと誤解を与えるかもしれませんが、陽はハイリスク・ハイリターン、陰はローリスク・ローリターンと言うと、わかりやすいかもしれません。
陽は剛、陰は柔です。陽はストレート、陰は婉曲です。陽はエネルギーの大量消費・大量放出、陰はエネルギーの省力的な消費と放出です。陽は攻撃、陰は守りです。陽は交感神経、陰は副交感神経です。
陽の人は陰の異性を好む傾向、陰の人は陽の異性を好む傾向があります。陽と陰をうまく組み合わせることで、人生はうまく回っていきます。問題なのは、性格や生活が陰と陽、どちらかに偏りすぎることです。意図的に偏らせることもありますが、仕事でうまくいっても健康でつまづくかもしれません。この陰陽の傾向を知ることで、人間関係にも活用できます。

十干のそれぞれの特性については滴天髄解説で詳しく記載しましたのでご覧いただければと存じます。
それでは地支について触れておきたいと思います。

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